星と海のあいだで

ブログタイトルが厨二なのは、ちょうど天地明察を読み終えた直後だったから。海の方は趣味のダイビングから来てます

30歳スタートアップエンジニア家を買う

去年の4月位から家探しを始めて、8月ごろから本格的に購入を検討し始めました。最終的には10月に気に入った家に出会い購入を決定しました。合計期間は6ヶ月ですが本格的に動いたのは最後の3ヶ月程度です。 あと、最終的に購入完了した時点では31歳になってましたが、いろいろ検討して動いたのは主に30歳時代です。 その時にやったこととか調べたことがひょっとしたら誰かの役にたつかもしれないのでいろいろ書きとめときます。

状況

簡単にプロフィールをまとめておくと、スタートアップでエンジニアをやっている30歳です。 最終的に家を購入した時点で、2度の転職を経験しています。 ちょっと状況が特殊で2017年の7月から9月までの3カ月間、前職と現職で副業行っていました。 一般的に、転職直後の状態だとローン審査で不利になることが多いですが、無事ローンを組んで購入することができました。 ちなみに前職と現職はスタートアップ企業でどちらも従業員が10人未満の会社です。

  • 今31歳、購入時点ではギリギリ30歳
  • 転職したて(家を探してる途中で転職)
  • 転職先はスタートアップ(社員数10名程度)
  • 購入前月まで副業状態

お世話になったお店

今回家を購入するにあたっては福屋不動産 上新庄店にお世話になりました。半年にわたる長期間の活動でしたが、その間ずっとお世話になりこちらのわがままにもかなり対応していただきありがとうございました。

不動産業界の一般的なサービスレベルは分かりませんが、私が家を買うにあたって非常に丁寧に対応していただいて満足のいく家に出会うことができました。 最初に家探しを始めるにあたって、セカンドオピニオンのつもりで他の不動産会社にも話を聞きましたが、福屋不動産が1番対応が素晴らしかったので全体を通して福屋不動産にお願いしました。

理想の家を探すためにやったこと

初動編

まずは不動産会社の人と家を購入するにあたって希望する条件等のすり合わせを行いました。 この段階で予算感であったり、難しい条件だったりがはっきりしてきました。 特に、不動産会社からは、現時点の年収から、予算にアドバイスをもらえてすごく助かりました。大きい買い物なので、予算のイメージが納得しながら得られたのは重要でした。

その後条件に合う物件や、少し条件から離れている物件もいろいろ内覧に行きました。 内覧時にすごくいいと思った物件も、翌日内覧とは関係なく自身で家の前まで様子を見に行った際に内覧時に気づかなかったことに気づいて、購入を見送るなども行いました。

家を購入しようと思っているエリアを、自分の足で確認したのは、その後の選定で大いに役立ちました。 内覧は車で物件に向かって周囲を回ってもらいましたが、我が家は車を持っておらず、徒歩・公共機関が主要な移動手段だったので、自分たちの足で付近を散策することで、具体的に生活イメージを掴むことができました。 車を主な移動手段にしている方も、自分で周囲を運転してみるといいでしょう。

この段階で、自分たちが希望している条件と多少ずれている物件に関しても内覧したのですが、それによって妥協できる条件、絶対遵守したい条件が見えてきました。 最初考えていなかった条件がみつかったり、条件の優先度が変わってきたりしました。 何件か見ることで自分たちの希望がはっきりとしてくるので、購入検討の初期は物件をいろいろな見るのが良いと思います。

条件が見えてから

いくつか物件を見たことで、希望条件が具体的になりました。最終的に、家さがしを初めた頃から、大きく希望条件が変化しています。

しかし、条件が具体的になった分、不動産会社が提案してくれる物件では、今ひとつしっくりこなく感じる様になりました。 そこでSUUMOやホームズなどウェブサービス複数に登録してとにかくいろいろな希望に合う物件を探して見つけた物件について不動産会社に内覧できないか、片っ端から問い合わせました。 サイトの物件通知設定も、いろいろチューニングしつづけて、最適なパラメータを探していました。 問い合わせた物件のほとんどは服屋不動産が直接扱っていない物件でしたが、担当不動産会社に連絡を取ってもらいほとんどの物件で内覧を進めることができました。 不動産会社もいろいろな物件を探してお勧めしてくれますが、自分でもウェブサービスなどを駆使してとにかく気に入る物件をひたすら探しまくりました。 物件情報で、よくわからない記載があれば、不動産会社に質問をして、自分の知識を強化しながら、毎日物件情報を眺めていました。 その際に不動産屋同士のネットワークでいろいろな情報を入手できたり、他の不動産会社からウェブサービスに掲載される前の物件情報を得ることなどができました。 実際、最終的に購入した物件は、一度物件情報について問い合わせた別の不動産会社が、同様の条件の別の物件がウェブサイト掲載準備中だと連絡をくれて、優先的に内覧することができました。

自分でアンテナを広げて、不動産会社を活用したことで、結果的に非常にいい情報網を作ることができました。

ローン申し込み

本当に買いたい物件が見つかったあと、ローンの相談を行いました。

最終的にローンについては三井住友銀行にお願いすることにしました。 と言うのも、私が転職直後だったため選べる銀行があまりなく、三井住友銀行かフラット35ぐらいしか選べませんでした。 住宅ローンの条件として、勤続1年以上が条件になる銀行が多いため、この時点で転職したてだった私はローンが組めるかかなり不安でした。 しかし、不動産会社の方と相談して、無事私でも借りられるローンに申し込むことができました。 ジョブホッパーで勤続年数が足りないエンジニアの方も、選択肢は狭まりますが十分ローンを組める可能性はあるので、まずは不動産会社に相談してみるといいと思います。

鍵の受け渡しまで

その後は、不動産会社に言われるがままに、必要書類を揃えて、ローン支払いのための銀行口座を作り、購入の頭金を用意しました。この間に31歳になってしまいました。 この段階では、もう本当に言われるがままに手続きを行いました。 生まれて初めて、札束を目にして、感動を覚えました。 銀行手続きの関係で、どうしても平日にしなくてはいけない手続きがたくさんありますので、有給の残日数には注意が必要です。

まとめ

トータルとして、信頼できる不動産会社を見つけられたこと、頼り切りにならず自分で能動的に家探しを行ったことで、家族大満足の物件に出会うことができました。 また、私のような転職したてのスタートアップエンジニアでもローンを組んで、持ち家を手にすることができました。

おまけ

家買ったあとで、インベスターZ読んでたら、不動産の価格設定は1割引で売ることを想定して設定されてるとか書いてた。(多分、14,15巻のあたり) 物件気に入りすぎて、初期価格で全然満足できたので、即決したけど、値切れたかもしれない。後の祭り。

インベスターZ(14)

インベスターZ(14)

インベスターZ(15)

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