星と海のあいだで

ブログタイトルが厨二なのは、ちょうど天地明察を読み終えた直後だったから。海の方は趣味のダイビングから来てます

株式会社ShareWisに入社しました

先日、退職エントリを書きましたが、今日は入社のご報告を行います。

kuchitama.hatenablog.com

8月21日をもって、株式会社ShareWisのエンジニアとなりました。

しばらくは変わらずScala+PlayでWebサービスの開発を続けることになります。

ShareWisって?

ShareWisは学習支援サービスを提供する、いわゆるEdTechの会社です。

company.share-wis.com

無料でカジュアルにさまざまな分野の学習コンテンツを提供しているShareWisと、さらに良質で深く学べるコンテンツを配信しているACTの2つのサービスを主軸に、学習支援サービスの開発・運営を行っています。

share-wis.com

act.share-wis.com

なんでShareWisに入ったの?

1つはEdTech分野に強く興味を持っていたためです。

私は、学生時代には教育工学を専攻していて、Web技術を使った学習サービスの提供や、センサネットワークを使ったスキル測定などを行っていました。

転職活動を始めた時に、私が今までやってきたことを洗い出しました。 そうすると、学生時代に研究で行っていたことが、最近になってサービスとして展開されているものが多くありました。

たとえば、RunKeeperというマラソンアプリがありますが、まさにあれと同様にGPS情報を記録してランニングログを集めるようなシステムを私の研究室で開発していましたし、 最近のEdTechのようなサービスの開発を行って大学内で運用を行っていました。

そういったことから、もう一度大学時代にやっていたことに立ち戻ってみるのもいいのかもしれないと思っていたところに、 求人サービスのリコメンドでShareWisが入ってきたので、興味を持ちました。

2つめは大阪発のスタートアップ企業であるという点です。

前職では、それなりの規模の会社で組織人として働いていました。

その中でいろいろな学びも得られましたが、もっと組織に対して自分の意見を反映させていきたいとも思うようになりました。

その点、ShareWisはスタートアップでまだ社員数が10人にも満たないので、(おそらく)自分でカバーしなくては行けない範囲が広い分、風通しがよく、自分の考えを組織に反映しやすいだろうと考えました。

もちろん、その分責任は重くなりますし、なんせスタートアップなので軌道に乗せられなければ無職になる可能性も十分あります。

しかし、私にはそれ以上にチャレンジングで魅力的に感じられました。

3つめは、妙な縁を感じたということがあります。

以前のエントリで縁故採用ではないと書きましたが、まったく縁がないということもありませんでした。

最初に社長と面談した際に、ScalaMatsuriの話題が出てきました。

どういうことだろうと思っていると、社長がScalaMatsuri運営の主要メンバーの一人と前職で同期だったそうです。

私も ScalaMatsuri2014 や今準備中のScalaMatsuri2016 でお世話になった方だったので、話が盛り上がりました。

更には、ShareWisで今進めていて、私が入ることになるプロジェクトのパートナーである会社が、 エンジニアコミュニティで仲良くしてもらっている方のいる会社でした。

ひょっとして、と思って知り合いの名前を出してみると、案の定その人がパートナーとしてプロジェクトに関わっていました。

そんな感じで、全くこれまで縁のなかった環境に飛び込んだつもりだったのですが、思いもよらないところで、つながりがあり、運命的なものが感じられました。

で、なにやんの?

私はShareWisにジョインしたばかりなのですが、現在進行中の新しいプロジェクトでサーバサイドエンジニアとして開発をすすめることになります。

会社の規模がまだまだ小さいこともあり、入社直後ですが、プロジェクトのサーバサイドをメインで任されることになりました。

ShareWisはこれまでRuby on Railsシステム開発をしてきた会社なのですが、私がメインということもあり、ちょっとわがままを言って、Scala + PalyFramework での開発をすることに決めました。

有給消化中にScala関数型デザイン&プログラミングを読んでいたので、これまでよりはもう少し関数型っぽい設計をしていきたいなと思っています。

というわけで、会社は変わりましたが、引き続きScalaMatsuriはじめ、諸々のコミュニティ活動は続けていく予定です。

今後ともよろしくお願いします。