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星と海のあいだで

ブログタイトルが厨二なのは、ちょうど天地明察を読み終えた直後だったから。海の方は趣味のダイビングから来てます

Kuchitama的プレゼンメソッド on Ubuntu

勉強会 Ruby

2015年8月頃からUbuntuをメインPCとして使っています。 今のところ、iOSアプリ開発以外は開発ツールは揃っているのでUbuntuで特に困ったということはありません。

ただし唯一、困ったのがプレゼンテーションでした。 最近になって、ようやくある程度解決が見えてきたので、プレゼンツール周りについてまとめようと思います。

プレゼンツールの変遷

プレゼンテーションについては、2005年からずっとMacユーザだったのでKeynoteを使っていました。

メインマシンをUbuntuに変えてしばらくは、カジュアルなトークが多かったので、高橋メソッド的なスライドをremark.jsで作っていました。

でかいプレゼン 高橋メソッドの本

でかいプレゼン 高橋メソッドの本

しかし、remark.jsにも課題があり、最近では Cacoo でスライドを作成して impressive というツールでプレゼンを行う様になりました。

remark.js について

Scala関西Summit2015でがくぞ先生がスライドを作っていて知りました。 マークダウンでスライドを作れるので、非常にシンプルで、カジュアルに資料を作れて重宝します。

社内の勉強会資料や、いくつかの勉強会の資料はこれで作成しました。

www.slideshare.net

remark.jsの課題

remark.jsを何度か利用しているうちに下記の問題が発生しました。 - CSS力が必要 - PDFの書き出しが難しい

ノンデザイナーズ デザインブックを愛読書としている僕としては、デザインにこだわりたいところなのですが、残念ながらCSS力が不足していて、魅力的なレイアウトを作ることができませんでした。

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

それに、きちんと読める様にPDFを書き出すのはかなり苦労して、ブラウザのウィンドウサイズを伸ばしたり縮めたりと試行錯誤していました。

PDFに書きだすのはSlideShareで資料を公開するためです。 remark.jsを使っているので、HTMLとして、GitHubPagesなどで公開することも考えたのですが、SEO的に自分でホストするよりも、SlideShareに載せるほうがいいだろうと思い、あえてPDFとして出力しています。

現在の設定: Cacoo + impressive

先月のDevLove関西登壇時に、画像を多く利用してスライドを作りたかったので、プレゼンツールを刷新することに決めました。

devlove-kansai.doorkeeper.jp

OpenOfficeを試したが、UIがかなり使いづらく、非常にストレスフルでした。 (文字色やフォントを変えるだけで苦労した)

OfficeOnlineやGoogleSlide, Prezi も試したのですが、Ubuntsuから利用すると日本語フォントがださいものしか使えず、WebFontなどの追加もできないので、利用を断念しました。

そんな時に、ちょうど、nulabの方のリモートワークの記事を思い出しました。

hayashi-77.hatenablog.com

Cacooはずっと使い続けている大好きなサービスなので、UIにほとんど不満はありませんでした。

そこで、Cacooを使って資料を作ったまでは良かったのですが、Cacooでプレゼンを行うのは難しそうでした。

もともとが、描画ツールでプレゼンツールではないので当たり前ですね。

そこで、Cacooは資料作成だけにとどめて、CacooからPDFで出力した資料をimpressiveで再生することにしました。

gihyo.jp

その時作った資料がこちらです。

www.slideshare.net

Cacooの問題点

これで一通り問題なくプレゼンが行える様になったのですが、Cacooには2つ問題がありました。

PDF出力した際に日本語フォントが変わってしまうことと、出力できるPDFのサイズがプリセットされているものしか選択できないことです。

私は、フォントにはちょっとだけこだわりがあって、色々なフォントをマシンにインストールしています。 Cacooでは、図を作成する際のもローカルマシンのフォントを利用することができます。この点は、Webで使えるプレゼン作成サービスと比べて大きくリードしています。

5000歩ぐらい先を行っていると言ってもいいでしょう!!

しかし、残念ながらUbuntu上でローカルマシンに追加した日本語フォントを埋め込んだPDFを作成することができませんでした。

MacやWindowではCacooNinjaを使うことで追加フォントの埋め込みが可能なのですが、UbuntuにはCacooNinjaが提供されていないので、サーバ上でPDFを作成せざるを得ず、追加フォントを埋め込んだPDFの作成ができません。

もう1つは、出力できるPDFのサイズが印刷用のプリセットのサイズしかないという点です。 16:9の画角で作成した資料などは、余計な余白が追加されてしまうという問題もあります。 上記のDevLove関西で使用した資料は、とりあえずA4サイズでPDFを出力しました。 もともとスライドの背景が白いので目立ちませんが、これは本来のサイズではないので、周囲に余計な空白が入っています。

Workaround

というわけで、Cacooからpngを出力して、画像に採番して PDFにまとめるgemを作成しました。

github.com

github.com

CacooのAPIを叩いて、各シートをpngとしてDLして、最終的に1つのPDFファイルを出力します。

自分用にとりあえず動かす前提で作ったので、動作確認やテストなどが不十分かもしれませんが、なにかあれば、 GitHubで Issueなり、PRなりをいただければと思います。

この方法だと、PDFにテキスト情報が載らないという問題がありSlideShareSEO的に何とかしたいところです。

しかし、資料として、自分が作った通りのものが出力できるので、しばらくはこの方法を採用しようと思います。

www.slideshare.net